【入院前に禁煙成功】なぜ手術前にタバコを止めないといけないの?

禁煙入院手術
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入院や手術はただでさえ不安や憂鬱な中

タバコを吸われている方にとっては

「入院中はタバコが吸えるの?」と喫煙事情も気になりますよね。

「入院中のタバコが吸える場所」、「病院 喫煙所」など検索しているのではないでしょうか?

手術入院の場合、麻酔の関係から、禁煙を言われると思います。

  • 手術のために、なぜ禁煙が必要なの?
  • 他の患者さんが成功していた楽な禁煙方法
  • 私が成功した禁煙方法

などのお話。

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病院内に喫煙所はある?

タバコ愛煙家の方には悲しいお知らせですが、病院に喫煙所はないです。

健康増進法のため今は、学校・病院・児童福祉施設・行政機関などは全面禁煙となっています。

火を使わない電子タバコも、もちろんダメです。

手術入院に禁煙がなぜ必要?苦しみたくないなら禁煙を

禁煙マーク

大抵の病院では、最初の問診票の記入に

喫煙者か、非喫煙者か記入があると思います。

手術が決まれば「あ〜タバコ吸ってるの、禁煙してね」と言われると思います。

なぜ?手術するなら禁煙しないとマズイの?と思いますよね。

麻酔中は呼吸も弱くなるので、呼吸を助けるために気管挿管(口の中から喉の奥の気管にかけて細い管を入れます)をして人工呼吸を行います。このとき喫煙をしていると、管の刺激で咳や痰がどっとでたり、気管支喘息のように気管支が細くなることがあります。このため身体への酸素の取り込みが悪くなり、手術のとき脳や心臓など大切な臓器が酸素不足になるおそれがあります。ひどい場合には安全な呼吸管理ができないので、手術が延期になることもあります。また手術後に肺炎になったり、傷の治りが遅くなったりする可能性があります。

青森労災病院 うみねこ通信 禁煙と全身麻酔 より

麻酔をかけられた眠ってる最中、人工呼吸器を入れられた痰がドッと出る・・・。

そして、酸素が吸えてくなる。

そんな状態らしいです。それだけではなく、

病棟の看護師さんに、手術後に聞いた話だと、

喫煙者は術後に

  • 痰が絡んで、呼吸ができずに苦しむ人がいる
  • その場合は吸引する

麻酔で意識がない中、痰で呼吸ができずに酸素不足、術後、意識がある中、痰で苦しい。どっちもイヤですね。

術後、日常の動作だけでも傷に響くこの状態で、咳や痰を出すために力なんて入れられる状態じゃない!

と肉体的に感じていたので、禁煙できて良かったーと思いました。

手術入院のための禁煙はいつから、いつまでにする必要があるの?

「何日間、何日前までに禁煙すればいいですか?」の質問に

手術の4週間前には禁煙してほしい。

禁煙は早ければ早い方がいいし、手術までに4週間なくても

手術が決まった時点で禁煙をして欲しいとのことでした

禁煙も辛いですが、入院中、タバコが吸えない環境のストレスの方が辛いです。

手術が決まった時点で禁煙は絶対にした方がいいですね。

アレン・カー「禁煙セラピー」の本で禁煙成功

この本を知ってますか?たかが本で禁煙?とバカにできません。

入院中、手術前に禁煙に成功した患者さんが

アレン・カーの禁煙セラピー本を持って入院していたので話を聞いてみました。

「読んでたら吸いたくなくなる。」

「なぜ、こんなタバコなんかに支配されていたんだろう?」

と、すんなり、止められたらしいです。

ちなみにこの方、1日2箱40本、喫煙歴27年のヘビースモーカー

入院中、環境の変化で、また吸いたくなったらとお守り代わりに持って入院していたようです。

「禁煙セラピー」を入院中タバコを吸いたがっている患者が読む

病棟の談話室で患者さん同士で話していた時

「タバコが吸いたくて仕方ない!もう抜け出したい」という別の患者さん。

「読んでみなよ。この本で絶対止められるから」とアレン・カーの禁煙セラピーを渡していました。

「なにこの本?吸いたくないんだけど、我慢できるんですけど〜!」

吸いたくなる気持ちが襲ってくると、本を開き禁煙成功。

ちょっと、興味深い本です。

私の禁煙までの道のり結果的にニコチンパッチで禁煙に成功

私も、アレン・カーの禁煙本でこんなに簡単にタバコが止めれるんだったら

禁煙本で禁煙しただろうと思うのですが

私は、最終的にニコチンパッチで禁煙しました。

まず最初はお金の得を考えた

タバコが一箱500円だとしたら

@500×30=15000

15000円もお小遣いが増えます。年計算なら

18万円!

でも、そんなことで、簡単に止められないですよね。

禁煙に成功したタモリさん方式を試した

あの芸能人のタモリさんも、かつては、喫煙者だったと。

そのタモリさんの有名な禁煙方法を試しました。

吸いたくなったら、15秒数える

自己暗示方式です。

吸いたいと脳が要求したら、吸いたくないと15秒数え、脳に教え込む。

なぜ、タモリさんがこの方法をおこなったかというと

人間の強い要求は15秒も持たないという理由だそうです。

自分で止めよう決意して禁煙を始めるのと、強制的に止めなければいけないって

モチベーションが違うと言い訳をし、禁煙失敗。

ニコチンパッチと禁煙飴で禁煙成功

今は禁煙外来で、チャンピックスなどのお薬もありますが

私が禁煙を初めた時は禁煙外来が今ほど、メジャーではなく、ドラックストアーで

ニコチンパッチを購入。

ニコチンが入ったパッチのシールを腕に貼り付け、ニコチンが常に体内に補給されている状態。

貼ってると、たしかに吸いたい気持ちは収まります。

禁煙3日目、4日目が一番辛かった口が淋しい飴をかじる

禁煙

ニコチンパッチをしていても、禁煙して3日目、4日目が一番辛かったです。

でも、この辛さは、どんな禁煙方法でも、ありそうな気がします。

ここからは、3日も我慢できたんだー!と自分との戦いが勝負。

あと、苦しめられたのは

日常のクセ?吸うという行為に苦しめられました。

朝起きて一服、コーヒーと一服、食後に一服という日常のリズムが来るたびに

吸いたくないけど、吸いたいような・・・。やっぱり吸いたい?

口が淋しいんですね。

紛らわせるために

普通の飴と違って、苦さがある「禁煙飴」舐めると言うより、ガリガリ噛んでました。

おそらく、ストレスから噛んでたんだと思います。

ニコチンパッチと飴の併用で2週間たった頃

ニコチンパッチを、貼り忘れて過ごしていた日があり、あれ?なくても平気かもと

その頃には、飴をガリガリ噛む行為も収まっていたので、そのまま禁煙できました。

「メンタリズム禁煙法」DAIGOの本も興味深い

禁煙するなら、楽に禁煙したいですよね。

メンタリズム、人の心理をよみテレビでも活躍されているDAIGOさんも

禁煙本を出しています。

メンタリズムされて禁煙へのコントロールされそうです。

吸えない病院で、タバコ、タバコと苦しめられるなら、絶対に禁煙して入院がおすすめです。

禁煙できたけど、「吸いたくなりそう」と心配な方は、一冊お守り代わりに持って入院もあり。

追記:昔は病院内に喫煙所があった

敷地内禁煙

ちなみに、昔から何度か入院をしていた総合病院は、はるか昔は、院内に広い喫煙ブースがありました。

それが、そのうち、院内の喫煙所はなくなり

外の片隅に喫煙所が設けられ、患者さんだけではなく、先生、看護師さんなど同じ場所で吸っている異様な光景に。

今はその屋外喫煙所はなくなり、代わりに植木が立ち並んでいます。

そして、デカデカと「病院敷地内全面禁煙」と看板。

数カ所の病院に入院経験がありますが、どこも病院の敷地の入り口に「敷地内全面禁煙」の文字を見かけます。一歩外なら敷地外です。

追記:喫煙者の看護師さんたちはどうしているの?

入院していた看護師さんは喫煙者ということで

「タバコどうしているの?」と聞いたところ

休憩中、駐車場に止めてある車の中で吸っている人もいるし

病室から見える窓の先を指し、あの車がいっぱい止まっているところに灰皿がおいてあるんだ。

と、病院の正面玄関から外に出た、200メートルほど先の駐車場に喫煙所を指し教えてくれました。

でも、勤務時間中は、なかなか、あそこまで行けないから辛いんだー!と。

確かに、遠すぎる…。7階の病棟からエレベーターを降り、正面玄関にまでの道もかなりの時間になる。

これは、強制的にいつか禁煙できる距離…。

吸えない環境の中、タバコタバコと吸える場所を探す入院生活は辛いと思います。早めの禁煙をおすすめします。

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