手術の傷跡を消す【テープとクリームで盛り上がりなくキレイに治そう】

空入院手術
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手術となると、体にできてしまう手術の傷跡が気になりますよね。

乳がん治療では、全摘手術と再建手術で2度同じところを切開しましたが、今では傷跡も殆ど目立たくなっています。

乳がんの再建でお世話になった形成外科の傷跡ケアで、こんなに傷跡ってきれいに治るもの?と驚きました。

乳がんで切除した傷は目立たなくなっています。

私が使った、傷を目立たくするテープやクリーム使用感の話。

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形成外科の先生たちが教えてくれた傷跡をキレイに治すケア

整形外科なら知っているけど、形成外科ってなにするところ?と知らない人もいるのではないでしょうか。

形成外科ってどんな治療をしてくれるところ?

主に体の表面の治療。

  • 失った体の一部の組織や機能の再建
  • 先天性の奇形の修正
  • 皮膚のアザや傷跡などの治療
  • ほくろやいぼ、まき爪の治療

など、

私にとっては、乳がんの胸の再建でもお世話になり、失った胸を取り戻し、キレイに傷跡のケアをしてくれた場所です。

私にとって形成外科は美のプロ集団

抜糸が終わったら傷跡が盛り上がらないようにテープ

胸の再建手術から経過の検診も、形成外科の2人の先生が担当してくれ

主に、再建手術や手術経過後のシリコンの観察は男性の先生

傷の表面の治療は女性の先生が担当。

両先生とも、乳がん再建手術の抜糸後から、傷をキレイに目立たなくする処置をしてくれていました。

抜糸後に、傷の盛り上がりや、皮膚のつっぱりを防ぐため、テープを貼ってくれましたが、縫い方もキレイなら、その貼り方もキレイ。

形成外科の先生が教えてくれた傷の盛り上がりを防ぐマイクロポアテープの貼り方

抜糸後に、自宅でもケアできるように、マイクロポアテープをくれました。

数年前、別の科で受けた手術後のケアでは、マイクロポアテープを一文字にベタっと貼られただけだったのに

形成外科の先生たちは

細いマイクロポアテープを、傷に垂直に貼り

テープ

テープの端を重ねるように貼る。

テープ

一人でできるように太い幅のテープをくれたのだと思うのですが、

先生たちのように、細いほうが、傷跡がキレイに治るのかも?と思い込み

お風呂上がり上半身裸で

地道な作業に夜が明けるー!風邪引く!腕を動かすと胸が痛い・・・。と泣き言を言いながら一枚一枚貼り付け。

検診のときに、私の貼ったテープを剥がしながら

「これ、自分で貼るの大変だったでしょ?もっと大きく切って貼っていいのよ。細かく切ったほうが剥がすときに痛みも少ないけどね。それか、アトファインもいいよ」

と教えてくれたのが、アトファイン傷あとケアテープ

乳がん術後のケアにもアトファイン傷あとテープはおすすめ

帝王切開した妊婦さんも傷跡ケアに使っている方が多いとか。

湿布のように剥がして、傷跡にベタっと貼って、お風呂にもそのまま入れる。

5〜7日くらい経つと粘着力がなくなり剥がれてきます。

自然に剥がれてきたら、貼り替えればいいだけ。

サイズはS、M、L、LLまであり、乳がんのときはMサイズを使っていました。

貼るのも楽で、マイクロポアテープより、ベタベタ感もない。

痒みや違和感がないテープはアトレスケア

乳がんのあと、別の手術のときに使ったものです。

傷跡だけに寄せる力があるアトレスケアは

マイクロポアテープやアトファインよりも肌に痒みや、違和感が一番なかったのですが、S、Mサイズあり、Mサイズでも5×5と小さめ。

交換目安も説明書きに2〜3日で交換とアトファインの方縦に長く、貼り替え目安もコスパがいいです。

傷跡が小さい時や、肌が敏感な方には、アトレスケアがいいかも。

傷跡ケアにヘパリン配合ヒルロイドクリーム

アトファインのおかげで、胸の傷跡も盛り上がることなく治りかけたら、次に形成外科の先生が処方してくれたのが、血行促進や皮膚保湿の「ヘパリン」が配合されたヒルロイドクリーム。

最近は、ドラッグストアでもヘパリンクリームなどが市販薬として手に入るようになりましたね。

傷跡の赤みが残っているところに、お風呂上がりにクリームを塗り塗り。

乳がん手術以前に腕の手術で縫ったときは、こんなケアをしなかったので、ケロイド状態。今では縫い跡が白く盛り上がっています。

アットファインとヒルロイドクリームのおかげで、色素沈着や、傷の盛り上がり、傷跡が痒くなることもなく、少しずつ、赤みが消えていきました。

ちゃんとケアすると傷跡の綺麗さが全然違うものです。

乳がんの傷は消えてきています、縫合は形成外科の先生にお願いしたいのが本音

乳がんで、形成外科の先生の縫い目を見たときに、まさに芸術的な縫い目!と感動。

ミシンで細かく縫ったような均等な縫い目は、今までの他の手術の傷跡と違いました。

しかも、全摘出手術、その後に再建手術と同じところを2度切開しているのに。

縫い方がキレイだと、傷の治り方もキレイです。失ったものを取り戻し、きれいに仕上げてくれる形成外科の先生ってすごい。

今では胸の傷は、目立たないくらい消えてきています。

乳がん後、別の病気の手術説明のときに「なにか質問はありますか?」と先生に聞かれ

「先生は縫うの上手?キレイに縫ってほしい。できるなら、形成外科の先生が縫ってくれるとかできないですか?」

とアホなことを言い、「この腫瘍よりも、気になってるのは縫い目!?」と言われましたが、傷跡はキレイな方がいい。

手術で体にどんな傷が残ってしまうの?と不安な方も、担当医と相談しながらいろいろ活用してみるといいと思います。

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