大部屋、2人部屋、個室など、いろんな病室での入院経験があります。
見ず知らずの方との共同の大部屋での入院生活に、入院前から不安を感じている方もいるのではないでしょうか?大部屋の入院生活でストレスになる要因は
「音、灯り、臭い」だと思います。
大部屋入院に私が用意していくもののお話。
大部屋の入院時に病院側から指定された必要なもの
大部屋の入院時に、病院側から言われる必要なものは
テレビを見るためのイヤホン。
「テレビを視聴するときはイヤホンをしてください。」と言われます。
イヤホンは病院の売店、コンビニで数百円で買えます。
iPhoneについているイヤホンを代用しようという方はご注意を。
私が入院した病院のテレビのイヤホン差込口はは丸形のジャックですが、平型のiPhoneイヤホンジャックの場合は合いません。
音に敏感な方は耳栓、音楽で紛らわす
大部屋では、カーテンを一枚隔てて、お隣には誰かが寝ている状態です。
夜中の「寝言」や、「歯ぎしり」「いびき」の他にも、トイレに起きる音や、ベット角度を変える電動ベット音、普段はしない入院生活ならではの生活音に敏感になる方もいるかもしれません。
耳栓や音楽を聴いて自分の世界に入り込んだ方が、ストレスを感じずにいられると思います。
私は耳栓や、スマホで音楽を聞きながら寝入ります。
ここで注意、音のストレスの心配は「お隣の方のいびきや、歯ぎしり」など睡眠中の夜のことを考えるかもしれませんが、私が入院生活で感じたのは、「同室の方の手術日は一日中騒がしい」ってこと。
同室の方の手術日は1日中騒がしい
朝一番の手術の方は、シャワーを浴び、手術着に着替え、手術室へ向かうまでの時間の間に、検温や、点滴をしに看護師さんが何度も出入りします。
手術時間が近づくころには、付き添いの家族が病室を訪れるため、人の気配や話し声がします。
手術が終わるころには、看護師さんたちが、ベットを運び出しにバタバタと物音。
ベットに乗って病室に患者さんが戻ってくると、心電図や、血栓予防のフットポンプの機械音が翌朝までしている状態。
血栓予防の足のポンプは、かなりの曲者で、空気圧を繰り返す煩わしい音が一晩中聞こえています。
術後の体調確認のために、その日は看護師さんが頻繁に出入りするので、病室のドアの音、カーテンを開け閉めするたびにシャーッ!とする音が何度も繰り返し聞こえます。
この通り、朝から翌日まで
人の足音、機械の音、人の出入り、同室の方の手術日は、とにかく1日中騒がしいです。
さらに、術後、とくに翌日は家族が再び面会に来られていることが殆どなので、人の出入りや、話し声が大きいとちょっと、うるさいな…と感じることも。
入院中、個室だろうが無音はない
ちなみに、個室ならホテルの個室のように静かか?といえば、大部屋のようにカーテン1枚ですぐ横には他人がいる。というストレスはありませんが
看護師さんが廊下を歩き回る音や、お隣の病室のドアを開け閉めする音は普通に聞こえますし、夜中に見回りにも来るので、看護師さんが入って来た。と目を覚ますこともあります。
個室入院だから、ホテルのように静かに熟睡リラックスとはいきません。
とくに、ナースステーション目の前の個室は、重篤な患者さんや、頻繁に容体を気にする必要性のある患者さんなどの対応にナースステーション近くに個室が設けられているのだと思いますが、そこの個室に入院したときは
夜中でもナースコールに対応している看護師さんの声や、バタバタと走る足音などが聞こえ、かなり騒がしい…と感じたこともあります。
明かりで目を覚ますことも
お隣の方の調子が悪ければ、夜中でも看護師さんが、その方のベット上部の明かりを付けて、処置や確認をするので、音や人の気配だけでなく、明かりで目を覚ますこともあります。
家では遮光カーテンで、朝日は遮られているという方も、病室はブラインドから朝日が差し込み、早朝から明るさを感じることもあるでしょう。
私は、美容とリラックス効果を期待して、蒸気でホットアイマスクを数枚持っていきます。じんわり温かくて気持ちいです。
消灯時間を過ぎても、隣の人のスマホの明かりが漏れてきたり、廊下から漏れる明かりに敏感な方は、アイマスクなどを用意することを、おすすめします。
大部屋で気になる臭いは体臭よりもオナラやリバース
入院生活では、シャワーが毎日浴びれることはない。と思った方がいいです。
そういった体臭よりも、嘔吐や自然現象のオナラに気まずさを感じます。
私自身の経験ですが、手術後、病室に戻ってきてから吐き気に襲われ、エヅキはするものの吐くものがないため、病室に臭いが回ることがなかったのですが、翌日、朝食を食べている最中に、リバースしてしまったことがありました。
看護師さんがすぐに片づけや着替えさせてくれましたが
同室の方も食事中だったので、ただただ申し訳ない・・・と。
自然現象のオナラも、「あれ?お隣さんオナラしたかな?」と、音や匂いがしたことがありましたが、しばらくすれば忘れてしまうこと。
とはいえ、反対の立場なら恥ずかしい…と、念のため、携帯用のファブリーズ的な消臭スプレーを持って入院します。
これで、私のオナラは消臭できていたのかはわかりませんが・・・。持っていると安心感はあります。
オナラどうしょう…とご不安な方は、リセッシュのパッケージに書かれている「瞬時に消臭!」を信じてみては、いかがでしょう。
ただ、言えるのは
手術日の騒がしさや、オナラや嘔吐も、すべてお互い様。
睡眠も大事な治療なのよ!と看護師さんに言われたときがありますが
夜中、音や灯りで眠れないという方は、睡眠安定剤などの処方も考えてくれると思いますので、看護師さんや先生に相談してみるといいですよ。