【医療保険は必要なのか?】保険は必要です。貯金がない人は入るべき、命は金で買えるんだぜと笑うジジイ

猫とアヒル入院手術
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私は5年で7度の入院をしています。癌も経験しました。

医療保険は必要か?不要か?金持ちじゃないなら保険は必要です。医療は平等ではない。

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【医療保険は必要なのか?】貯金がない人は入るべき、命は金で買えるんだよ

な〜カミベロ。命って金で買える時があるんだぜ〜

と、筑波大学で、肝臓癌を先進医療の陽子線で治療し、今でも元気な金持ち爺さんがいる。この金持ち爺さんの言葉を「まさに」と癌になった私も実感しています。

癌になっていろんな癌の方の情報や出会いがありました。

「来月も抗癌剤で5万円かかる。治療も辛いけど、もう生活が辛い。お金がない。抗癌剤が効かなかっからお金のムダになる。仕事だって休んでいる場合じゃない。もう抗癌剤をやめて、そのお金を2歳の我が子に少しでも残した方がいいのかもしれない」と言った30代の乳がん女性の言葉。

70を過ぎて元気になっている爺さんと、まだ30代前半の幼い子供のママ。

泣いている彼女の後ろに、あの70過ぎの爺さんが笑いながら、若い女性を引き連れ、高級寿司を食べてる姿が重なりました。

なぜ、反対じゃないの?爺さんには悪いけれどそう思った。

そして、私は彼女と同じ乳がんも経験し、

その後も癌には関係ない病気が見つかり入院手術を繰り返したり、悪性か良性の判断がつかないホクロ除去の日帰り手術や食中毒で入院など、加入していた保険でバカのように得をしているタイプです。

これも、この金持ち爺さんのおかげですけど。

治す手段があってもお金がなければ治療が受けられない

まず、乳がんだとわかったとき、治療について検索しまくりでした。自分や家族、大切な人が癌や「死」が見え隠れする病気だとわかったとき、大体の人が私と同じ行動をすると思います。

難しい治療や珍しい病気だったら、尚更、名医という先生を探したりするものでしょう。少しでも良い治療方法を探す。

じゃあ、特別の治療が見つかったとして、そのお金は?その治療費は?それが、あの爺さんと同じ300万円の陽子線治療なら

ネットから治療法や名医を誰でも見つけることができても、そこから希望を持って突き進める人と、落胆し足止めになる人がいます。

お金という障害にぶつかって。

金持ち爺さんのおかげで保険の見直し

私が乳がんになる何年か前に「命はな〜金で買える」という言葉と実際にかかった300万円以上の治療費を聞いて、私には出せない金額・・・。と保険の見直しにファイナンシャルプランナーの無料相談に行ったことを、本当にラッキーだったと思っています。

押し売りされるのかな?と思いながら既に加入していた2本の医療保険の保険証券を持って行くと、この保険は5日目からしか入院費の出ない保険だけれど、これは貯蓄としては良い保険、今この利率の保険はないからこれは解約しない方がいい。

おームリに勧めないんだ。と思ったのが正直な感想。

こっちの保険これはダメ。と保障が全然足りていないダメな理由に納得し、別の医療保険に加入することにしました。

もちろん、あのお爺さんが受けた治療が受けられるように先進医療特約をつけて。

癌保険は加入すべきか?

医療保険で癌の入院も手術も賄えるけれど、2人に1人が癌になる時代、長期間の治療が必要になる場合がある。そして入院費や手術代の他に病院で過ごしている間に「家賃」という生活費がかかる。

でも癌に掛からなかったら・・・お金のムダよね?

ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルプランナー

貯金がない人こそ、加入すべきだと思うの。

家賃、光熱費、携帯代、社会保険、出せる貯金がある?

それは何ヶ月分過ごせていけそう?

病気になっても仕事を休んでいる余裕なんてないです。

とりあえず加入しておいて

貯金ができたら解約してもいいんですもんね!

医療保険でも癌の入院や手術もカバーできますが、

離婚したばかりで、貯金もほとんどなかった私、そんなときに癌になったら、破滅です。

ファイナンシャルプランナーさんのアドバイスで

貯金もなく、頼れる家族がいない私に必要なのは、癌になったときに長期治療と生活を支えられる、まとまったお金。医療保険とは別に、まとまったお金が支払われるタイプの癌保険に加入しました。

頼れるのは医者と金、治療費300万円払えますか?

乳がんが見つかったときに、ドーンと崖下に突き落とされた感じ。悲しむだけ悲しんだら、次は

そこから這い上がるんだ!と治療方法を検索。

大丈夫!私もあの金持ち爺さんの治療が受けられんだから!と、私のバックには2000万円までの先進医療特約がついていると、闘争心に無敵感。

残念なことに乳がんは陽子線治療の対象外でしたが、もし、乳がんが陽子線の対象で、医療保険の先進医療特約に加入してなかったら、お金がないために受けれない。300万円のお金がある人だけが助かるんだ。と計り知れない落胆をすることになったのだと思います。

市民の方は20万円減免ですと案内が書かれている病院がありましたが、300万円近くから20万円減免されても、喜べない金額です。

病気に向き合うためにはお金の心配はない方がいいに決まってる

短期間の入院や手術ならいいけれど、長期間の治療となれば、高額療養費制度で医療費が安くすんでも、会社を休業している間の、休業手当金(おおよそ給料の6割)だけでは生活費が足らない。家賃に電話代、社会保険は、こっちの事情など関係なく支払わなければなりません。

病気になって初めて実際の治療費が毎月いくらかかっているか、他の人のブログを読んで、この抗癌剤ならいくら、こっちの抗癌剤は高いんだ・・・。放射線って毎日行くのー?とリアルに当面の生活費を試算して

保険見直しおいて良かったよー!と思いましたよ。

お金がなく治療をやめるか悩んでる。と言ってた30代前半の女性は抗癌剤、手術、ホルモン剤とまだまだ続く治療に体力とお金の心配をしていましたが

私の場合は、抗癌剤は不要だったため、それだけでもかなりの医療費は助かるうえに、見直した保険のおかげで、癌診断金で200万円のお金が入る。

さらに医療保険から手術給付金、入院給付金も加算されるので、かなりの保険金が振り込まれることになるわかったとき、退院後、手が動かせないようなら家政婦さんを少しの間雇うこともできる。迎えにくる家族は、いないけどタクシー使えば大丈夫。

身寄りがいない一人暮らしでも、大概のことは金で解決ができると感じたのでした。

お金があれば治療の選択肢は広がる

乳がんのとき、どこの病院で手術をしようかと検診医に相談すると

「聖路加病院」「癌研」にいかれる方は多いですよ。胸の再建するなら聖路加はお勧めだとの言葉に、聖路加で手術しようかな。と選択できる立場にいれたのは保険のおかげです。

関東近郊の方はご存知だと思いますが、聖路加国際病院は全室個室、一番安い部屋で現在の室料3万3千円。

一番安い部屋に仮に14日入院したとしたら46万円以上が差額ベッド代だけで飛びます。そこに保険適応の治療費が加算されるということです。

保険に加入していなかったら、私は選択できる立場ではなかったです。

差額ベッド代が高くても、さすが人気病院、混んでいて、手術までに時間がかかるとのことで、別の病院で手術をすることになりましたが、個室入院だったため室料だけで20万円ほど支払いました。

病気になったから言える、保険は定期的に見直すべき

病気になって保険のありがたさを何度も感じていると同時に、保険にも詳しくなり

「いいなぁ〜この保険・・・」と思える保険はあるけれど、私はもう加入できない。

病気になったら加入できる保険は少なく、あっても掛け金が高い割に保障もイマイチ。

保険屋さんが、保険は健康のうちに加入すべきよ。と言っていたのは本当だと感じています。

健康で保険の選択ができる人は、定期的に保険の見直しをした方が絶対にいいです。これは本当に!

今加入している保険より掛け金はほとんど変わらず、保障が手厚くなっている新しい商品などがあるかもしれないし、結婚や出産などの時だけではなく、数年に1度はお金のことを含めてファイナンシャルプランーに相談した方が絶対にお得です。

そして、お金がない人こそ、保険に入っておくべき!医療は平等ではない。治療の選択、病院の選択、そこにはお金がかかります。

私は選択できる立場でいることをお薦めします。

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