【離婚準備】引っ越し、住まい、仕事探し、生活に役立ったのは宅建資格

雌羊と雄羊生活
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不動産屋に勤めていたわけでもなく、不動産に興味があったわけでもなく、離婚したいかもと迷いが出たとき取得したのが宅建資格。離婚するか、しないか、数年経ってやっぱり離婚。

離婚をしたい、でも仕事がないかも・・と思う方には勧めたい。資格への道。

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離婚、引っ越し、仕事探し、役立ったのは宅建資格

結婚後は派遣社員で家の近くにある会社の事務員の仕事をしていました。離婚の話が本格的になったとき正社員で働きたいと派遣の更新はせず。

仕事をやめ、無職、そのまま離婚届は出したものの、結局、元夫になった旦那とルームシェア?いや養ってもらっている状態。

引っ越し、就職、自動車免許、銀行口座、クレジットカードの名義変更、住民表の移転、この先やることが山ほど、どの順番でどうしたら?と、あるのは離婚後の生活不安だけ。

面接行ったら仕事も家も決まった。だって不動産屋だもん

まず、正社員の仕事を探さないとと「宅建資格をお持ちの方、契約事務、年齢不問、未経験可」という求人が数件見当たりました。

面接に何社落ちるかな・・・と思いながらも「急募」と書かれてあった一番最初にいった不動産屋の面接で

社長
社長

宅建免許の交付はすんでる?まだ交付はしてない?

カミベロ
カミベロ

宅建合格後、無駄に交付まで受けて数年眠らせたまま持ってます。

社長
社長

持てっる?いつから来れる?

カミベロ
カミベロ

(え・・・?これ採用決定?)

早く働きに出たいんですが、まだ別れた旦那と一緒の家に住んでいて、家を探さないと住所変更と名義変更で2度手前になるので・・・免許の名義もまだ変えてないんです。何をどうしたらいいか

社長
社長

任せてよ。うち不動産屋、誰かー!内見、連れてってー

と、面接にいったら、仕事も家もその日で決まってしまったのです

さらに、家を借りるのに初期費用、敷金、礼金、仲介手数料まで全て無料な上に、他の物件での残置物(住んでいた人が置いていった物)ラックや、棚、突っ張り棒などを頂いて買わずにすむし、

女一人だと大変だろうと、引っ越し前に電球も全て取り付けてくれていて、なんでこんなに優しいのー!と感激。

宅建資格があればどこかしら拾ってくれる40代の女性の名言

転居届、自動車免許の変更、銀行、宅建免許の書き換え、引っ越しなど、面接から1週間で離婚後の新生活準備をし、いよいよ不動産会社でのお仕事を開始。

引き継ぎで教えてくれた女性もバツイチで40代後半の方でした。20代で結婚し子育て専業主婦で過ごしていたなか離婚を決意し40歳で宅建合格。若くして結婚したので働いたことがなく、初めての社会経験は40歳を過ぎてからの不動産業界。そこの不動産屋は3社目の転職とのことでした。

退職理由は、この会社への不満と、来年大学進学の次男くんにお金がかかる、もっとお給料のいい不動産会社に転職が決まったからと。

なかなかすごくないです?40歳で初めての社会人で、40代で転職4回目

離婚という似たような境遇、離婚後再出発の先輩女性から言われたのは

大丈夫よ、カミベロちゃん。もし、この会社で不満があっても宅建資格あれば、どこかしら拾ってくれるから。専業主婦だけで社会経験のない私みたいな40代でも宅建資格保持者が必要なのよ。

宅建資格がなぜ必要?5人に1人の宅建士の決まり事

簡単に、

不動産事務所には、5人に1人以上の割合で専任の宅地建物取引士が必要になります。社員が6人いる会社では2人以上の宅建士が必要になるのです。退職などで、専任の宅建士がいなくなった場合には2週間以内に専任の宅建士を補充しなければなりせん。

ここの会社は全社員7名。宅建免許を持っている人が2名必要になるなか、社長も花形になる営業社員も宅建免許を持っていなかったのです。もう一人経理をしている方が宅建を持っていました。後で紹介しますが、その方もすごいです。

宅建士の独占業務

不動産の仕事の中で、宅建士でなければできない業務は

借主と貸主や買主と売主の取引時に行われる「重要事項説明」と「重要事項説明書」「契約書」の記名と押印です。

宅建士の独占業務って説明、サイン、押印が宅建士の独占業務なのです。そう、たったこれだけ。

老後が心配、宅建資格があれば70歳でも働いていけるかも?

全社員7名。そこの不動産会社には70歳を過ぎた、おじいちゃん宅建士も働いて、私の老後もなんとかなるような希望の星に見えましたよ。

そのおじいちゃんはもともと銀行員で銀行員時代に宅建資格を取得。定年退職し、家でゴロゴロしていたなか、社長に誘われ働き出したらしいです。年金も十分な額をもらえるけれど、働ける方が嬉しいと言っていましたね。

さすが元銀行員、経理や抵当権やローンいろいろなことに詳しい。宅建士の実務として契約者に説明する「重要事項説明」は耳が遠く不便があったので主に経理や契約書類作成を完璧にこなし、私が契約時にお客様から質問をされ???と迷ってしまうことは、おじいちゃんが助っ人に出てきてくれる感じ。もう心強かったです。

経理経験もなかった私は、そのおじいちゃん重要事項の説明の仕方や不動産経理、契約書類の作り方、登記簿の見方全て教わりました。

40代で初めての社会人でも、70歳のおじいちゃんでも関係ない、働いてくれるなら電球だって取り付ける。不動産屋には宅建免許保持者が必要なのです。

資格を目指すなら宅建はおすすめです

不動産って怖そう。と最初のイメージはありました。確かに怒鳴り声が上がる事務所もあります。私も最初の不動産屋は転職しましたが、業界的に転職が激しい業界ですし、賃貸不動産、売買、投資物件の不動産、管理会社など不動産と一口に言ってもいろいろあるので、渡り歩いて得意な道を見つけるのもいいと思います。

宅建資格から民法をかじり、次のステップで行政書士を取る人もいれば、マンション管理士、管理業務主任者、競売不動産取扱主任者など、不動産に精通する資格を取り続けていく人もいます。それぞれの資格に5000円〜30000円ほどの手当てが出る会社が多いですからね。収入もアップアップします。

宅建資格は何も不動産だけとは限らず、建設会社の事務やリフォーム会社の求人にも「宅建持っている方歓迎」などでも見かけますし、求人サイトに登録したままなのでオフォーメールが来るのですが、先日は介護施設から「オフォー」がありました。最終の「すみか」になるところですね。

「離婚」と考えたときに、生活不安や、手に職、資格があればなーと思う人は少なくないはず。離婚するかしないか、決断には時間がかかるもの。モヤモヤと過ごすなら宅建資格にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

不動産会社に勤めていると宅建試験は5点免除になります。先に働いてしまうのもいいかもしれないですね。

宅建資格がなくても大丈夫。不動産会社の求人をみてみよう

宅建の勉強方法は市販のテキストでももちろん合格可能ですし、スマホがあれば勉強できるオンラインもおすすめです。

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