コロナ禍の家賃、長期不在の連絡で2ヶ月家賃半額、減額してもらった学生さん

お金生活
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コロナの影響で、住宅ローンの返済や売却した場合の相談、テナント家賃、居住用の家賃が支払えない、値下げして欲しい。またオーナーさんからも、どうすべき?など支払いに関する相談が増え電話対応に追われています。

最近は、コールセンターに勤めている感じです。

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大家さんだって支払いがあるです家賃の値下げはオーナーさん次第

貯金箱

給料収入の私と違って、不労所得のオーナーさんは、世の中がこんな時だからこそ住人の家賃を減額するのが当たり前でしょ!オーナーさんと交渉してよ!

とすごい勢いで電話がありました。

最近は家賃トラブルに関する電話が入居さん、大家さんから多いです。


値下げするのが当たり前、不動産屋なんだから交渉するのが当たり前・・。

いやいや違うんだけど・・・。

ビルやマンション、アパートを持っているオーナーさんは無敵の金持ちと思われている方もいるんですよね。

マンションやアパートを建てるのも物件を購入するのも、何十年のローンを組み、オーナーさんも毎月の返済や生活があるので、当たり前ではないのですよ。

皆が苦しいコロナ事情ですね。

賃貸契約書の決まり事をまもったから家賃が半額に

一人暮らしの部屋

あるマンションのオーナーさんが

「よし、203号室は4、5月分の家賃は半額にする」

その入居者の学生さんは、春休みは実家に帰省する予定はなかったらしいのですが、コロナの勢いが増した3月中旬過ぎに

「バイトもシフトが減らされてしまうので、実家に帰って畑の手伝いで稼ぐことにします。コロナで学校もわからないし、10日以上留守になるかも知れません。大家さんにも連絡をしたのですが、留守番電話だったのでそちらに電話をしました。何か手続きあるのですか?」

と、連絡をくれたのです。

入居契約の時に、契約書や重要事項説明書に書かれている説明を受け、署名と捺印をして契約をするかと思いますが、

◯日以上不在にする時には、行先、期間、連絡先を家主に連絡をすること。

30日以上などと期間設定は物件によって違いますが契約書に書かれていることが多いです。

今回は10日以上と期間が短めに設定されていましたが

この取り決めを守り連絡をくれたこと、バイトの稼ぎもなくなったなら大変だよな?と大家さんの方から家賃2ヶ月間半額を申し出てくれたのです。

郵便物から空き巣被害や事故などの不安

長期不在で生活痕跡がないと

大家さんにしても、何か事件や事故に巻き込まれたか?それとも夜逃げか?など心配になります。

不在であるということが大家さんや管理会社がわかっていれば
水漏れや火災など緊急事態の時に適切な対応をとることができます。

また防犯面でも郵便受けがいっぱいに、たまっていれば留守だと知らせているようなもの
物騒ですね。

空き巣被害に繋がることもあるので、郵便物は郵便局へ不在届を出す、転送届を出すなどの対応をしておきましょう。

借主さんと大家さんの信頼関係は大切です

信頼関係

私は宅建士の資格があるので、契約のお手伝いをします。

契約書の覚書などに甲、乙や第一条〜と、眠くなるような条項に目を通すのもイヤになり、見たこともない方も多いのではないでしょうか。

契約時に大切なところはピックアップをして説明をするようにするのですが

特に初めての一人暮らしの方や長期休みがある学生さんには

春休みや夏休みは実家に帰る?ここに書かれているように

◯日以上家をあける時には連絡してくださいね。と念をおします。

今回の物件は大家さんの自主管理物件なのですが
付き合いも長く、心配症で気の優しい大家さんの性格も知っているので

大家さんと連絡がとれないときはこちらに連絡くれてもいいですからね。不在になるときは連絡くださいね。大家さん心配しちゃうから。

と念入りに説明をしておいて良かったーと思っています。また、それをちゃんと覚えて守ってくれたこと。嬉しいですね。

ハイタッチする女性

今年4月から大学進学のため、3月に入居準備を始めたばかりだった学生さんも

「入学式も延期になってしまったので、実家に帰ります。不在中よろしくお願いします」と不動産会社にお母様と二人で挨拶に来てくれました。

後日、オーナーさんから家賃減額の話をいただき

実家にいる彼女とお母様に連絡を入れると

「えーママ!ママ!ママ!大変!」

「キャー!えー!本当ですか!イヤだー!嬉しい!えーどうしましょ!助かります!イヤだ〜」

入学にあわせて一人暮らしの新居の契約をしたものの
コロナの影響でほぼ住んでいない状態、それでも家賃を払わなければいけない状況から、嬉しい知らせ。

そりゃーお母さん歓喜の叫び声あげますね。一番喜んでいたのはお母さんでした。

連絡をくれたことで、家賃減額の他、ポストにテープを貼ってチラシが投函されるのを防いでます。

ポストに溜まった郵便物の状況から、長期不在で帰省していると思われるけれど連絡がなかった学生さんは、そんなことが同じマンション内でおきていることさえ知らないのでしょう。

居住する中で、契約内容を守ることは義務であり、借主さんと大家さんの信頼関係につながります。

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