この5年間だけで入院や手術などで7回ほど、病院のお世話になっています。それ以前の入院を足したら何回になるのかな・・?入院はベテランです。
幸い、乳がんも再発も転移もなく過ごせ、他に病気が見つかっても手術などの治療のおかげで健康に過ごせています。
今回は、入院時のタオルについて書いてみます。
入院時の持ち物「大判バスタオル」ってどのサイズ?
入院が決まると、看護師さんから持ち物の説明があります。
入浴時に使うバスタオルとは別に、病院や手術治療内容によって「大判バスタオル」と記載されている時があります。
大判バスタオルってどのサイズなんでしょ?
一般的なバスタオルのサイズ
まず、一般的なバスタオルは大体、60㎝×120㎝ほどになります。
大判バスタオルのサイズ
大判バスタオルといっても、正式に◯◯センチ×◯◯センチなどの規定はないようです。
ちなみに、有名どころのニトリ、無印良品を比較すると
バスタオル | 大判バスタオル | |
ニトリ | 60×120 | 70×140 |
スモールバスタオル | バスタオル | |
無印良品 | 60×120 | 70×140 |
となっています。混乱しますね。
また別のサイトでは大判バスタオルは約75~100×130~200cmと記載を見つけた時には、ニトリも無印も横幅足りてない・・・とまた混乱します。
大判バスタオルの基準はバラバラです。
少々、広げ方が雑ですが、サイズ95㎝×140㎝
これはタオルケットなのか・・?タオルなのか?と広げるたびに思うんですが
タオルケットにしたら小さくて薄いんです。バスタオルにしたら遥かに大きいものなのですが、これも大判バスタオルなのでしょう。
大判バスタオルはどんなふうに使ったの?
必ず、入院や手術時に大判バスタオルが必要になるとは限りません。
大判バスタオルが持ち物リストにない病院もありました。私の場合は持ち物リストに入ってなかった方が多いです。
病院からの持ち物リストに「大判バスタオル」と書いてあっても、枚数も違いました。
大判バスタオル1枚だった時
入院時に看護師さんに預け、手術後気づいた時には、ベッドの上で体の下に縦に敷かれていました。
大判バスタオル2枚だった時
へ〜2枚か?何に使うんだろう?交換用?
2枚とも手術当時の朝、看護師さんが「預かりますね」と持っていきました。
手術後、ちゃんと2枚とも私の体の下に敷かれてました。
バスタオルでアルファベッドの「T」の字のを作る感じで、1枚は頭があるベッドの上部から横に広げベッドを包むような形で、もう1枚は体に沿って縦に体の下に敷かれていました。
大判タオル1枚の時より、横向きの1枚が追加されただけなのですが、術後はマクラができないので、直接顔や頭がシーツに触れるより、どこに寝返っても頬に当たるタオルの感触が気持ちが良かったです。
大判バスタオルは移動や体の向き変え、汚れ防止にも
バスタオルの四角を持ってストレッチャーからベッドへ患者をスライドさせたり、体の下に敷いたバスタオルを引き上げて向きを変えたりするのに使います。
私も自力では体の向きを変えられなかった時、バスタオルを引き上げてもらい、体の下に枕を入れてもらいましました。
その他にも大判バスタオルは、傷口についた消毒液、出血がシーツに着くのを防止する為や、術後は発熱することも多いので、汗を吸収してくれる役割もあるのでしょう。
持ち物リストに大判バスタオルがなく、術後、体の下には防水シーツが敷かれてる時もありましたが、ガサガサするので、寝心地はバスタオルの方が断然いいです。
入院時に私が持っていく大判バスタオル
私が持っていった大判バスタオルは以下の物になります。
色と厚さが丁度いいホテルタイプの大判バスタオル
入院時にはこちらで購入した、ホテル仕様タオルの黄色、ピンク、緑の中から持っています。
手術入院の時は、傷口からの出血や、液漏れ、嘔吐などがあった時に、早く気づいてもらえるよう薄い色のピンクや黄色をチョイスし、特に持ち物リストに大判バスタオルがない入院や入院の後半などに緑色を使っていました。
ホテル仕様と書いてありましたが、実際は、高級ホテルのタオルとは違う感じです。厚さは、薄すぎず、厚すぎずというところでしょうか。
購入者の口コミを見ると、入院や介護で使われている方も多かったので購入時は安心して注文しました。
生地はしっかりしているバスタオルです。入院時専用のタオルとして保管しています。
ドン・キホーテのオリジナルタオル
それからこっちはドン・キホーテのもの。
2枚セットのドンキーのオリジナル商品。
カラーバリエーションは(白&ベージュ)(白&ブラウン )があります。
サイズ75㎝×150㎝
ドンキーの方が、生地が薄く乾燥機をかけるとガサガサでヘタレも早いのですが、値段もお安いので、入院時の使い捨て感覚で持っていくことがあります。
下の黄色がホテル仕様で、上の白がドン・キホーテのオリジナル商品です。
ホテル仕様は横に大きく、サイズ85㎝×140㎝
ドンキーは縦長です。サイズ75㎝×150㎝
大判バスタオル1枚と言われた入院時に、どっちがいいですか?と看護師さんに差し出したら、どっちでもいいわよー。とのことでした。
迷ったら、看護師さんに聞くのが一番ですね。
たかがタオル、されどタオル。タオルからの安心感
手術にもよりますが、ちょっと大きな手術だと、手術直後の体は、口には酸素、腕に点滴、自動血圧計、胸に心電図、おむつやT字帯を当てられ隙間から尿管が飛び出し、足は着圧ソックスの上に更に血栓予防のポンプが装着、手術患部からドレーンの管があったり・・・いろいろ装着されて凄い姿になってます。
機械やプラスチック感の不快な物が巻きつかれている中で、タオルの柔らかさや自分の柔軟剤の香りが感じられると、精神的にも安心できるものでした。
ベッドの上に敷く大判バスタオルの他にも必ず入院時に持っていく柄物のバスタオルがあり、眠れない時に顔にかけたり、埋めたり、不安な時に肩から巻き付けたり、近くに置いておくと安心する入院時の相棒タオルです。たかがタオル、されどタオルです。
これを読んで頂いた方は、入院予定がある方だと思います。
手術や治療は不安に感じることが多いと思いますが、少しでもリラックスできる入院生活が送れることを願っています。