不動産屋に勤めています。
世の中キャッシュレス決済になりつつありますが、賃貸不動産の家賃の支払いは
クレジットカード払い非対応の物件の方がまだまだ多いのが現状です。
家賃を遅らせたい、初期費用がない、銀行に行けない【クレカ払いのクレカリで解決】
家賃をクレジット払いできるクレカリ賃貸をご存知でしょうか?
そんな時に、便利なクレジットカード払いができるサービスです。
今は必要がなくても、覚えておくとちょと、便利なサービスです。
クレカリ賃貸とは?
個人の居住用の家賃だけではなく駐車場、店舗、テナント家賃や賃貸契約時の初期費用や更新料をクレジットカード払いにできるのがクレカリ賃貸です。
クレカリ賃貸には、毎月家賃を自動で支払う「家賃自動払い」と初期費用や更新料の「一度払い」があります。
まず、デメリット言っちゃいます手数料かかります!
手数料がかかります。
家賃自動払いの場合
家賃が10万円だとすると3,600円の手数料がかかります。
103,600円がクレジットカード利用分として引き落とされるということですね。ポイント還元1%などの還元率が高いクレジットカードを使えば差し引き2.6%までおさえられますね。
銀行の振込手数料より、はるかに高いじゃん・・・と思った方も、デメリットを上回るメリットや金欠ピンチの時、緊急時があるかもしれないのでご覧ください。
クレカリ利用で家賃の支払いを遅らせることができる
そうです!この家賃の支払いを遅らせることができる。
というのが、今回コロナの影響で、収入減だけど住宅確保給付金は対象外という方や
店舗家賃を払いたいけど給付金待ちという方の救済になるのでは?と思ったのです。
現に、クレカリさんのホームページをみると
新型コロナウイルスの影響で、お申し込み、お問い合わせが急増中らしいです。
クレジットカード決済日 | 指定口座へのお振込日 | |
初回分 | お手続き時 | 3営業日後 |
翌月以降 | 毎月15日決済 | 毎月25日 |
※土日祝日の場合は翌営業日となります
使用するクレジットカードの締め日や請求日によって支払日は異なりますが
例えば、ポイントがザクザクたまるとCMで耳にする
楽天カードの場合
当月1日〜月末までの利用分を翌月27日引き落としとなっています。
家賃の支払いの期日が月末だったとして
クレカリに6月20日に申し込みをした初回分は
3営業日後にクレカリから管理会社・大家さんへの指定口座に自分名義で振り込みがされ
翌月の7月27日に楽天のクレジットカードの利用分として引き落としされるということです。
本来なら、6月30日までに振り込まなければいけない家賃の支払いが7月27日の引き落とし日まで支払いが延ばせるということになります。
クレジットカード決済日 | 指定口座へのお振込日 |
お手続き時 | 3営業日後 |
急な引越しや転勤などで、敷金、礼金、仲介手数料など、まとまったお金がいるという時に、クレカリ の一度払いと、さらに、クレジットカードのあとからリボ切り替えサービスなどの利用で、負担額を減らすこともできます。
クレカリ賃貸の使用条件など
その他クレカリ賃貸の利用条件をみてみましょう。
使えるカードはVISA、Masterのみポイント還元率の高いカードがお得
新たに専用のクレジットカードの契約も不要で、自分の手持ちのクレジットカードがそのまま使えます。
還元率が高いクレジットカードを使用した方がお得です。
ただし、使えるカードはVISA、Masterカードのみとなっていて、JCB、アメックスは使用不可となっています。
その他、物件の契約者とクレカリ賃貸の申し込み名義とクレジットカードの名義は全て同一であることなどが条件にあります。
利用できる口座条件、利用額について
残念ながら、口座自動振替が条件の物件ではクレカリ賃貸の利用不可となっています。大家さんや管理会社に口座振込への変更が可能か相談してみましょう。
クレカリ賃貸の利用可能額が最低3万円〜200万円までとなっているので、その限度額内であれば、テナント、店舗家賃などの法人でも利用可能となっています。
急な入院や、金欠ピンチに覚えておきたいクレカリ賃貸
クレカリ賃貸の利用はパソコンやスマホで簡単手続きができ、解約手数料もなし。
利用手数料はかかりますが、この5年だけで7度の入院をしている一人暮らしの私にとっては
急な入院や事故などの時、スマホとクレジットカードさえあれば入院中でも手続きができ
思わぬ入院費の出費でピンチの時も家賃の支払いを遅らせることができるのは
いざという時のために覚えておきたいサービスです。
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